干たら
その昔、越前松平藩公に「お寒鱈」として献上したタラの一種で、伝統的な食文化の一つです。生のタラとは異なる淡泊優雅な味と香りを保たせるため、塩分を強くしてあります。
商品名 干たら
内容量 150g
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その昔、越前松平藩に「お寒鱈」として献上されていた、由緒ある伝統食「干したら」。
生のタラとは異なり、干すことで旨みが凝縮され、上品で淡泊な味わいが楽しめます。
保存性を高め、風味を引き立てるために、やや塩分を強めに仕上げています。
香ばしく炙っても、塩抜きして煮物にしても美味しく、日本の冬の味覚として昔から親しまれてきた一品です。
おいしいお召し上がり方
そのまま軽く炙って、お茶漬けやおつまみに。
または、熱湯で約15分間塩抜きしてからお好みの大きさに切り、水炊きや煮物などに使うと、タラの旨みがじんわりと広がります。
昆布を加えて煮込めば、塩味を活かした郷土料理「三平汁」としてもお楽しみいただけます。
アレンジレシピ
■干したらのお茶漬け
材料(2人分)
・干したら…60g
作り方
1.干したらを弱火で両面3分ほど焼きます。
2.焼きあがったら細かく裂き、熱湯を注いで15分ほど塩抜きします。
辛い場合は一度お湯を替えて再度塩抜きしてください。
3.水気を軽くふき取り、ご飯の上にのせてお湯またはお茶を注ぎます。
香ばしい香りとタラの塩気が、ご飯と絶妙にマッチ。
シンプルながら、何度でも食べたくなる味わいです。
■干したらと野菜の煮物
材料(2人分)
・干したら…60g
・じゃがいも…2個
・にんじん…1/2個
・たまねぎ…1個
・砂糖…大さじ2/3
・しょうゆ…大さじ2
・みりん…大さじ1/2
作り方
1.干したらを一口大に切り、一晩水につけて塩抜きします。
2.じゃがいも・にんじん・たまねぎを一口大に切り、水400ccで約10分ゆでます。
3.塩抜きした干したらを加え、砂糖・しょうゆ・みりんを入れて、
中火で約15分煮込んで味をしみこませます。
野菜の甘みと干したらの旨みが染み渡る、家庭的な優しい味。
ごはんのおかずにもぴったりです。
■干したらの中華サラダ
材料(2人分)
・干したら…100g
・きゅうり…1/2本
・もやし…100g
・白ごま…少々
・中華ダレ(しょうゆ25cc・ごま油少々)
作り方
1.干したらを一晩水につけて塩抜きします。
2.熱湯で軽く茹でたあと、冷水にとり、骨を取り除いて一口大に裂きます。
3.きゅうりは千切り、もやしは茹でて冷ましておきます。
4.中華ダレの材料を混ぜ合わせ、すべての具材と和え、白ごまをふります。
さっぱりとした風味の中に、干したらの旨みが際立つ一品。
おつまみや副菜にもおすすめです。
ワンポイント
塩味がしっかりしているため、塩抜きの時間で味の濃さを調整できます。
お茶漬け・煮物・サラダなど、幅広くアレンジできる万能な干物です。
日本海の恵みを、昔ながらの味わいでお楽しみください。